Take it easy!

当時、この事故はニュースでも大きく取り上げられ、
また助けようとして自分も犠牲になってしまったのが、
韓国人男性だったということで美談として話題にもなりました。
実はもう一人、日本人カメラマンの方も犠牲になりましたが、
この方のご家族の「そっとしておいて欲しい」という意向で
この映画には最後のエンドロールでお名前が出てきたくらいでした。

さて、映画ですが、これを「映画」として観たのなら、
本当に切なく悲しいラブストーリだと思います。
が、実際に主人公のイ・スヒョンさんには日本人の恋人はいなくて、
最後のシーンを除いてはほとんどが作り話ということになります。
実際には韓国にフィアンセが居たとか、
日本留学中に韓国人の恋人と同棲していたとか、
いろいろ噂はあるようです。

この映画に関しては賛否両論あるようですが、
実際に故イ・スヒョンさんは新大久保でアルバイトしており、
その帰りにこの事故にあってしまった。
新大久保はいわずと知れた日本一のコリアンタウンです。
私も何度も行ったことがあり、
東京にいながら道を行き交う人からは韓国語が聞こえ、
お店の看板もハングルで圧倒的に韓国料理店や食材店、
雑貨屋さんなどばかりです。

新大久保駅には、この事故の犠牲者を追悼・顕彰するプレートがあります。
このような悲しい事故が、二度と起こらないと願うばかりです。

参照）新大久保駅乗客転落事故

余談ですが、イ・スヒョンさん役のイ・テソンssi、なかなか爽やかです♪
あと、恋人役のマーキーは、ドリカム中村っちの奥様なんですね～。